ライブづくりは料理づくり
こんにちは、スタッフAです。
気づけば8月が過ぎ、9月もあっという間に終わりそうですね。
時間の流れが本当に早くて、びっくりしてしまいます。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さて、先月の中旬には、新しいアーティスト写真の撮影で茨城県取手市へ行ってきました!
そのときの様子は、新しいアー写が公開されたタイミングで、改めて写真と一緒にご紹介できればと思っています📸
そして今は、10月11日(土)のライブに向けて、全力で準備&練習中です🌟
翔さんの個人リハから始まり、今回ベースを担当してくださる清水大樹さんとのリハーサル、
さらにバンド全体でのリハーサルもいよいよスタートします!
私は「監督」と名乗っていますが、実際の役割は「どうしたら面白いステージになるか?」を考えること。
お客さまの目線で、ライブ全体の流れや空気感を調整しています。
料理に例えるなら、楽曲やパフォーマーはそれぞれの食材。
バンドとしてひとつの料理になったとき、それをどんなお皿に盛りつけるか?
テーブルクロスは?お花を飾る?
そんなふうに「どんな食事の時間にするか」を考えるポジションです。
個人で活動していると、こうした部分は見落とされがちですが、とても大切なことだと思っています。
ライブでは、どうしてもアーティスト本人だけが注目されがちで、
演出に関わる照明家や音響さん、美術さん、監督などの存在は、なかなか表に出ることがありません。
DVDなどで初めて名前を知る、ということも多いですよね。
(会場の常勤スタッフさんが担当されている場合もあるので、名前の掲載についてはケースバイケースですが)
でも、ステージはアーティストひとりで作っているものではありません。
昔はテレビ中心の時代で、そうした見せ方が主流だったのかもしれません。
でも今は、もっと多様な形で表現ができる時代。
アーティスト本人だけにすべての責任を背負わせるのではなく、
バンドメンバーやスタッフみんなで一緒に作り上げるものとして届けていくことが、これからますます大事になっていくと感じています。
私たちのような形で活動する人がいることも、少しずつ広まっていったら嬉しいです。
日本武道館を目指す道のりの中で、そんな考え方がじわじわと広がっていくことを願いつつ。
会場でも配信でも、この時間をひとりでも多くの方と分かち合えたら嬉しいです。
どうぞお楽しみに🎼✨